去来した弦いろいろ順不同
2016-10-23

パッケージは昔のデザインの物も多いです。また現在入手出来ない物もあります。あるいは同じ名でもモデルチェンジしていることもありそうです。
Violin編
メーカー ブランド パッケージ 芯線 一言 個人的評価
PIRASTRO
ドイツ
OLIV no image ガット 最高級弦の一つ。EUDOXAよりずっと強い音して好きだが貧乏人には高価すぎる。張ってすぐ切れたりすると(ガットはありがち)ちょっと涙が出る。
EUDOXA no image ガット 決してOLIVの廉価版ではなくずっと柔らかい音がした(と思う)。私の楽器には柔らかすぎてダメ。 ×
GOLD no image ガット ガットとしては安価だが値段も音も中途半端。Eは人気あるらしいが多分もう使わない。
SYNOXA no image 合成繊維 A線以外は実用的でないとか。というわけでもう使うことはない。OLIV基本にAだけコレにするというのが流行った。
TONICA 合成繊維 SYNOXAより新しい弦。良く鳴る感じで好き。ややテンションは弱めかな。私の楽器にはちょっと綺麗すぎるかも。
New Fomulaになってからは使ったこと無い。
VIOLINO 合成繊維 TONICAを柔らかくした感じか。EUDOXAより柔らかいかも(といってもEUDOXAの使用感なんて忘れてしまったが)。というわけで私の楽器には不向き。 ×
THOMASTIK INFELD
オーストリア
INFELD RED 合成繊維 数年ぶりに使ってみた。DOMINANTより音量あるかな。金メッキE線は私の腕前だとひっくり返るな(苦笑)。実売価格はDOMINANTより1000円位高いがそれだけの価値を感じられるか?
INFELD BLUE 合成繊維 赤と比べたいので保留へ 。当初(発売されて間もない頃?)の評価は△ ちと保留
DOMINANT 合成繊維 定番中の定番でしっかりとした強い音が出る。ちょっとシャリシャリするがTONICAと同じくらい好き。定番過ぎてちょっと飽きた感もあるが私の楽器ではベターな選択。ただしEはダメ。
VISION 合成繊維 Eは試してないけどDOMINANTよりちょっと明るい感じ。価格が安い分これからはこっちかな?(貧乏人)
e01 Eのみ 価格はGoldbrokatとほとんど同じだがやっぱしGoldbrokatか。大きな差がないのなら常用を換える必要はない。
Lenzner
ドイツ
Goldbrokat Eのみ 0.26は価格も音も「これしかない」ってくらい好き。0.27とかは使ったこと無いけど。
D'Addario
アメリカ
Zyex 合成繊維 うーん、爆音と書いてるサイトも多いがワシんとこではあまり鳴らないな...
KAPLAN GOLDEN SPIRAL SOLO no image Eのみ 結構好きだがやっぱしGoldbrokatか。
KAPLAN GOLDEN SPIRAL(E以外) no image ガット? 今でもあるらしいがずっと見かけず長いこと使ってない.細かいことは忘れたけどノイズが多くあまりいい音では無かったような。見つけてももう使う気無い。
生産終了らしい
×
Helicore no image スチール メイン楽器に使ってないので判断できない。 保留
Royal oak
ドイツ
Royal Oak Fiber 合成繊維 明るい音の印象。馴染むのにやや時間がかかる感じだがその分寿命が長そう。もうちっと安ければ....
生産終了らしい
Savarez
フランス
Corelli Crystal 合成繊維 フランスのドミナント(?)。結構鳴る感じがするがDOMINANTTONICAに比べやや弱くて柔らかいか。いい音だとは思うが敢えて使うことはないかも。
DOGAL
イタリア
合成繊維 イタリアのドミナント(?)。相性もあるのだろうが全然鳴らなかった。二度と使わない。
この品番は生産終了らしい
×
今後使ってみたい弦
Evah Pirazzi
PIRASTROの新しいフラッグシップだからねぃ。セットで1万する高い弦だから合わないと悲しい。
Obligato
人気あるしねぇ。でもDOMINANTがベターな私の楽器じゃおとなしすぎるかも。セットで1万する高い弦だから合わ(ry
Passione
新しいガット弦。ガットのくせにナイロンに近づけたという謎仕様に興味津々。
Vision Titanium
THOMASTIKのニューカマー。E線がチタンメッキというシロモノ。一度使ってみたいがセットで1万する高い弦だから合わ(ry
Corelli Alliance Vivace
Savarezのフラッグシップ。これもセットで1万する高い弦だが芯材は日本の呉羽化学製だという話も。だったらもっと安くならんか?
ProArte
D'Addarioの廉価な合成繊維弦。びよらでは愛用してるがばよりんで試す意味あるんだろうか。Zyexよりこっちがアメリカのドミナントか。
他にもCROWNとかWARCHALとか新しいヤツは一度使ってみたい。あるいはLARSENとかヴィオラでは有名だけどヴァイオリンではあんまし、といったのも。

ViolinのE線にはややコダワリがあって、巻線はダメで裸線かメッキがいい。というのは汗っかきのため巻線に汗が染みこんでしまいすぐにダメになってしまうのだ。だからこそ裸線で安価で音もいいGoldbrokatがベターな選択なのだ。
他の弦(A〜G)はキャラクタが違いすぎるがDOMINANTかTONICAに決まりか(TONICAはEもいい)。またそのTONICAやDOMINANTみたいにD線はアルミ巻と銀巻が用意されてることがあるがアルミの方がどちらかといえば好みか。ドミナント銀巻は一度しか使ったこと無いが寿命がひときわ短かった気がする。
○の弦は今後も使う可能性あるが△や×は二度と使わないだろうな。

先日(註記:多分2005年頃)銀座の山野楽器へいったら(銀座に行ったら必ず覗く)千住真理子セットとか諏訪内晶子セットが置いてあった。
千住
E=Goldbrokat,A=DOMINANT,D-G=OLIV
諏訪内
E=INFELD RED,A-G=DOMINANT
だったかな?要するに人によりけりだってこと。

Viola編
メーカー ブランド パッケージ 芯線 一言 個人的評価
D'Addario
アメリカ
Helicore スチール スチールの割にしなやか。当然耐久性もあるし価格も控えめで今のお気に入り。
Zyex 合成繊維 ナイロンにしては安いのでCP高い感じだが、ヘリコアに比べると音量乏しい。楽器が安いから弦でカバーするとなると不適か。
ProArte 合成繊維 ZyexよりもHelicore よりも安いアメリカのドミナントw。でも相性は良い感じ。もしかしたらHelicoreより良いかも。
THOMASTIK INFELD
オーストリア
DOMINANT 合成繊維 基本的にViolinと同じ評価だがちょっと割高か。
Savarez
フランス
Corelli Crystal 合成繊維 かつてはDOMINANTより割安だったのでよく使ったが最近は高くなってしまい使う意味がない。同じ価格帯だったらドミナントの方が音量もあるし。
JARGAR STRINGS
デンマーク
スチール 全弦張ってみたが低音側が鳴らない。 A:◎
D:○
G:○
C:×
ViolaはViolinより楽器の性能が低いし弦そのものも高いのでEvah PirazziやObligatoといった高級弦は多分試さないで終わりそう。楽器を新調したらもっといろいろしてみたいが....。
JARGARはA線以外人気が無いというのがよく分かったw。上記ヴァイオリン弦のGoldbrokatも他の弦があるのにE線のみ大人気。多分同じ理屈なんだろう。


大昔の記憶(Violinのみ)
メーカー ブランド パッケージ 芯線 一言 個人的評価
KAPLAN
アメリカ
SPIRAL DELUXE ? no images 合成繊維? カプランがダダリオになる前?にあった。結構好きだった気が.無くなったのが惜しい.
PIRASTRO
ドイツ
CHROMCOR スチール おそらく世のViolin弾きピンからキリまで全てが一度は使ったことあるんじゃないかというくらいポピュラーな弦。ブルーグラスなどのジャンルでは愛用者も多いらしいがクラシック系では初級者専門という感がある。でも初級者用というわりには結構高額。昔はもっと割安だった気もするけど。
高木製絃所
日本
KESSLER スチール 極安の弦.現行製品には私が使ったグレードは無いような.もう使うこと無いだろう.(ぐぐったら日本製と判明)
SUZUKI(多分)
日本
不明 スチール 鈴木製の楽器買ったときに張ってあった。単独で買ったことは無いかも。
ZEN-ON
日本
Talent スチール あまり見ないが通販では入手可能。下のリンデンよりは良かった。かつては上のKessler+ZEN-ONを組み合わせて使ってたんだな。かなり安いのでとにかく安い弦が欲しいときにはお勧め。
リンデン
日本?
忘れた スチール 正確なブランド名もメーカーも記憶の外。今あるかどうかも判らない。分数弦で使った記憶が.質的にはすぐ錆びて切れたり飾り糸だけ取れてしまったりしてあまり良くなかった気が. ×
忘れた
日本?
忘れた スチール フクロウのブランドマークだった弦を使った記憶があるのだが.... 記憶無し
今の楽器になる以前の記憶。田舎住まいで弦の選択肢が少なかった頃だねぃ。今みたいにインターネット通販も勿論無いし。そんなわけでスズキの楽器はよく使ったがスズキの弦は購入時に張ってあったのしか使ったことない。入手しやすさの関係?

判らない人はいないとは思うがガットとは羊の腸の事である。また「合成繊維」と書いているがパッケージの表記が「Synthetic Fiber」「Nylon」「Perlon」となっていて細かいところは違うのでこの言葉で統一した。ペルロンかナイロンか、というのは些細な話であり天然繊維か合成かが重要なんである。スチールも厳密にはいろいろな材質がある。

そういえば最近弦は通販でしか買ってない。通販の方が選択肢が多いし安い店も多い。神田〜御茶ノ水や銀座、渋谷に楽器店は多いが(銀座は多くないか)御茶ノ水,銀座は高い(銀座なんて定価だぞ)。渋谷は安い店があるけど交通費考えると(御茶ノ水銀座はついでに行くことがあるが渋谷はまったく用事無いのだ)あまり安くない。
もともとガットに比べて合成繊維は安かったんだが最近はかなり高額な物も増えている。2004年12月の定価でG線を比べてみるとこんな感じだ(セットだと組み合わせにより微妙に違ってメンドくさい)。
OLIV(硬巻)7245
EUDOXA(硬巻)3045
GOLD2310
EVAH PIRAZZI3885
OBLIGATO3465
TONICA1785
DOMINANT1890
VISION TITAN2625
ALLIANCE VIVACE3885
OLIVの硬巻は論外(苦笑)だとしても私のナイロン弦のイメージはトニカやドミナントなんである。エヴァやアリアンス・ヴィヴァーチェの価格はちょっとイヤ。
それとこれははっきり書いておくけど、使用する弦は高い方が良いという訳ではない(ヴァイオリンに限らず弦楽器全てにいえる)。楽器との相性や好みで決まるのだ。(とはいいつつ安い楽器に高い弦を張るのには抵抗が。逆はそうでもないのにねぇ。)上にも書いたが諏訪内晶子は比較的安いドミナントを使用してるし、イツァーク・パールマンもドミナントらしいし。

また「いろいろな弦をまぜこぜで使うとバランスが取れないから統一すべき」という意見もあるが、私としてはちょっと疑問である。何せ生楽器、もともとバランスが取れていないこともあり得るのだ。そこを補うためバラバラのブランドにするということもあって構わないと思う。私の知人にはE=Goldbrokat,A=EUDOXA,D=OLIV,G=DOMINANTという壮絶な人もいた。

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